6月から連日の猛暑が続くなか、暑い季節の無病息災を祈願するため桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)の夏越の祓、茅の輪くぐりに行ってきました。茅の輪くぐりというのは50年前の学生の頃、当時付き合っていた同級生に誘われて下鴨神社だったか上賀茂神社にいったのが初めてで、それまでこの神事は知りませんでした。
普通の茅の輪は一つのようですが、日本最古の神社 大神神社の茅の輪は杉、松、榊の三霊木を掲げた三つの茅の輪が連なっており、8の字に回って拝殿の前に出ます。くぐるとスッキリした心持ちでお参りができ、不思議な感じです。




酒造り発祥の地とも言われる三輪の大神神社、神社の霊木 杉で作られ全国の蔵元に授与される杉玉は今も酒蔵の看板として飾られていますね。参道には各地の菰樽が奉納されています。あの十四代もありました。反対の面には地元奈良県の菰樽が並べられています。どこへ行ってもこんなのが気になってしまいます。
この日は参道の一角でマルシェが開かれていて、手作り雑貨やスイーツ、カフェなどのキッチンカーが並んでいました。こういうお店を回るのも好きです。パラソルの下でクレープと紅茶をいただきました。

三輪明神 大神神社
〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422