オーラに2週間乗ってみて

日産オーラが納車されて2週間が経ちました。この間の走行距離は452kmですが、現在の感想を整理してみました。2週間といっても月曜から金曜は仕事用の車を使っていますから乗ったのはまだ土曜日曜の6日間で走行時間は18.5時間です。

やはり最初に気付くのは乗り心地の良さと車内の静かさです。月曜~金曜は仕事用のトヨタ シエンタ(2019年式)で毎日平均120kmほど走っていますのでシエンタの乗り心地、音を体が覚え込んでいますが、土曜にオーラに乗るとその圧倒的な違いに驚かされます。もちろんオーラも路面からの突き上げなどはありますが、シエンタや前マイカーのスズキ スイフトスポーツ(2013年式)のガタガタ、ドンドンというのがトントン、ポンポンと軽くいなしているような感じです。高級セダンなどとは比べられませんが(乗ったこともありませんし)、コンパクトカー、車両本体価格300万円以下といったクラスでは最高レベルかなと思います。

静粛性もよく保たれていて、同じ舗装路をシエンタで走ったときと比べるとやはりロードノイズなど段違いに静かと感じました。BOSEのサウンドシステムがより良い音に聞こえてきます。

モーター駆動独特の滑らかでスムーズ、静かなスタートはもちろんですが、加速性能も素晴らしいと思いました。最初は普段通りにアクセルを踏み込んだつもりでもいつもより+10kmくらいスピードが出ていたりして驚きました。漫然とアクセルに足を置いてると危ないですね。また直進走行性も安定してます。

今まで乗っていた車になかった機能で、交通標識を読み取ってメーター内に制限速度を表示してくれるのは助かります。

また今は電動パーキングブレーキは手動で操作していますが、自動でもかけたり解除したりできるのは状況によってはいいと思います。

アクセルの1ペダルで速度が加減速できると運転が本当に楽になります。ブレーキを踏むのは停止するときだけで、停止したあとはオートブレーキホールド機能でブレーキから足を外しても自動保持したまま、アクセルで自動解除というのも本当に助かります。

乗る前はアクセルを緩めてエンジンブレーキがかかったことを後続車が気づいてくれるのかと気になっていましたが、当然ながらブレーキランプもちゃんと点灯しています。

高速道路のプロパイロットも体験しました。クルーズコントロールにプラスアルファの機能ですが、これも高速道路で長距離を移動するときにはいいと思いました。前車が遅い時の追い越しも方向指示器と車線変更だけで自動で加速して追い越すことができます。

地元の神社で新車のお祓い

今のところ、これまでに乗ったシエンタやスイフトスポーツ、その他軽自動車などに比べるとオーラには非常に満足しています。特に静かさと乗り心地がこの車格でこれほどなら上級の高級セダンなどはどんなのかなと大いに気になってきます。

オーラはネット上では「小さな高級車」などと紹介されインテリアの高級感、内外装の質感が評価されていますが、“プチ高級感”よりも5分も走れば感じられるしっとりとした上質な、パワーもある走りの魅力はそれ以上に評価に値すると思います。

もちろんオーラに不満な点もありますが、これは別の記事においおいまとめていきたいと思います。

あと夜間の運転と雨の日の運転をしていないのでライトの明るさや照射距離、ワイパーの動作音の確認はまだしていません。前の車が結構うるさかったのでワイパーの動作音はちょっと気になります。

また燃費も納車当日に満タン給油して以来まだしていないのでまた改めて掲載したいと思いますが、今のメーター上の平均燃費は21.9km/Lになっています。燃費はいつも満タン法で実燃費を確認しています。シエンタの場合はエアコンを使わない時期だと実燃費25km/Lくらい出ており、燃費ではやはりトヨタ車が優秀です。