ゴールデンウィーク10連休の初日は雨になったので近隣のイオンモールへ出かけ、そこで見つけた1本です。真澄は30年くらい前、同僚と日本名門酒会の酒屋でよく飲んでいました。現在の定番酵母の一つの発祥となった蔵で、ラベルの蔵名には「七号酵母発祥蔵元」の文字が誇らしげに添えられています。
数ある酵母の中でも主流となっている秋田・新政の6号酵母、長野・真澄の7号酵母、熊本・香露の9号酵母のうち、この真澄と熊本出身の友人が勧めていた香露はその頃よく飲んでいました。他には石川の菊姫、岩手のあさ開、地元大阪の秋鹿、呉春も。
酵母や吟醸の何かも知らず、地酒もメーカー酒も区別なく飲んでいた頃です。今思えばもったいない飲み方をしていました。
冬の楽しみ、搾りたての新酒はほんの少し色がついているかのような淡い透明感に、飲むと香りとともにトロリとした味わいがありました。
ラベル記載情報 | |
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銘 柄 | 真澄 純米吟醸 しぼりたて |
特 徴 | 生原酒 |
原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
使用酵母 | 7号酵母 |
精米歩合 | 55% |
アルコール分 | 17度 |
製造者 | 宮坂醸造㈱ 長野県諏訪市 |
製造年月 | 2021年12月 |