風の森 秋津穂 507/奈良の酒

安心して飲める風の森、久しぶりの五割磨きのお酒です。507の50は精米歩合50%を、7は7号酵母を表しており、特定名称酒の区分で言うところの純米大吟醸クラスになるようです。

地元の契約栽培米、秋津穂を全量使用。口中に含むと、洋梨のような爽やかな香り。無濾過無加水ならではの膨らみある味わいとキレの良さをバランスよくお楽しみいただけます。

油長酒造HPより

風の森を飲んで楽しいのはその香りとともに、開栓時の爽やかな発泡感が数日後、一週間後と味わいを変え、段々と発泡感のぬけた落ち着いた深い日本酒らしさ感じられる変化を楽しめることです。

ただHPの紹介には“洋梨のような”香りとありますが、感覚が鈍いようで私にはこういった香りの表現がしっかりとは感じられず残念です。

ラベルには下記の情報以外にも製品(タンク)ロット番号や使用米の栽培者名、QRコードで秋津穂農家マップ(生産者写真あり)といった記載もありました。

ラベル記載情報
 銘 柄風の森 秋津穂 507
 特 徴純米酒 無濾過無加水生酒
長期低温発酵醪 発酵日数32日
 原材料米(国産)・米麹(国産米)
 使用米奈良県都祁産秋津穂:100%
 仕込水金剛葛城山系深層地下水
超硬水(硬度250mg/L前後)
 精米歩合50%
 アルコール分16度
 製造者油長酒造㈱ 奈良県御所市
 製造年月2022年3月