今年の春頃、市立病院の前に手打蕎麦の店ができたと聞いていましたが半年たって、やっと今日行ってきました。祝日なので営業しているか電話したものの誰も出ません。とりあえず行ってみると暖簾は出ていました。
入店して受付ボードに名前を書き待っていると、電話が繋がらない理由がわかりました。この日はご主人お一人で全てを忙しくこなしていて、これだと確かに電話には出られないでしょう。しかしその動きは流れるようにスムーズで実に無駄がありません。これはお料理にも期待が持てます。
私は天ざるそば(大盛)、家内は三品(ざるハーフ・鴨南ハーフ・天盛)を注文。蕎麦を揚げた(?)付き出し、天ぷら、蕎麦とも見た目にもきれいで、天ぷらはサクサク、二八蕎麦は私の好きな少し硬めの食感ながらのどごしよく、美味しくいただきました。蕎麦は長野県開田高原の玄蕎麦の実を仕入れ、毎日自家製粉しているそうです。
こちらの蕎麦湯はすごくとろとろ、蕎麦がきの二、三歩前の状態のような感じで、蕎麦の風味も濃厚でした。ただの茹で汁だけではなくそば粉を溶いているのかもしれません。
置いている酒類は地元の「天下錦 大吟醸」と「若戎 本醸造」だけ、ビールもスーパードライのみと潔いメニューです。今は禁酒中ですが、味の濃い鴨南と天下錦大吟の組み合わせも美味しそうです。
<お店情報> 手打蕎麦 よしの
〒518-0482 三重県名張市百合が丘西2番町61
営業時間:午前11:00~午後4:00(無くなり次第終了)
定休日:水曜日