もう10年くらい前になりますがホームセンターで巨峰(たぶん?!)の苗木を買って庭に植えていました。伸びてきた何年目かにぶどう棚を作り、小さな花が咲き、実もなっていましたが、特になんの手入れもせず放ったらかし状態で、今では棚も朽ちたままになっていました。
実のならない年も多いのに今年の春はその花芽らしきものが例年より多いと家内が言います。見るとたしかに多そうです。ネットで育て方を調べると芽を間引きしたりするようですが、今年は何も手入れをしないで様子を見ることにしました。
6月に入るといよいよぶどうらしくなり、7月初めに実は硬いままでしたが、虫や鳥に食べられないよう袋掛けをしました。計17房ありました。この時はお盆頃には巨峰の色になって食べられるかと期待していたのですが…。
しかしその後はいっこうにあの深い葡萄色になる気配がありません。粒の大きさは市販のものと比べて小さめですが実は柔らかくなっています。とりあえず今日2房を切ってみました。
食べてみると、巨峰というよりはマスカットに近い味に感じ、後口に少し酸っぱさが残りました。成熟せず、色づかないのはやはり肥料など手入れしていないことや、房が多すぎて栄養が行き渡らず糖度が足りていなのでしょう。
残りの房はこのまま9月中頃まで様子を見て、その後はネットの育て方を参考に肥料を入れて、11月には棚を作り直して枝の剪定もしたいと思います。来年も実ができたら房の数を絞って色づいた巨峰に挑戦してみます。