Go To Travelでカニツアー 出石・夕日が浦・城崎

新型コロナ第3波が言われているなか、Go To Travelを利用して日本海側へカニを食べに行きました。コロナも怖いですが旅行代金が実質半額になるチャンスなんて滅多にあるものではありません。平日の二日間仕事を休んで、家内と二人で出石(兵庫県豊岡市)、夕日が浦温泉(泊:京丹後市)、城崎(豊岡市)とまわり、合計545kmのカニツアーでした。

高速道路のSAでの昼食も味気ないので昼食は出石で皿そばを食べることに。ここは名物とはいえ小さな町に本当にそば屋さんが多く、辰鼓櫓周辺を中心にそば屋さんが続いています。

今回はネット情報を参考にお店は老舗の「近又(きんまた)」にしました。店員さんのおすすめ通り、塩のみ→薬味を入れて出汁つゆ→とろろを追加→卵と味の変化を楽しんで、二人で3人前(15皿)を美味しくいただきました。もっと食べられそうですが今日は夕食のカニのためにおなかを開けておかねば…。そば湯もとろみの少ないもので美味しかったです。

宿泊先の夕日が浦はその名の通り夕日が美しいことで有名なところですが、この日は京都市内に入ったところからあいにくの雨。仕方なく温泉に入った後は食事時間を待つしかありません。

前から来たいと思っていたカニ旅館、Go Toのおかげで実現しました。カニフルコースと牛ステーキ(仲居さんによると但馬牛ではないが美味しい部位とのこと)に、オプションでアワビの焼き物を付けました。甘くてとろりとしたカニ刺し、カニすき、美味しいです。新鮮なカニの天婦羅も普段食べられないもので美味でした。茹でガニは持ち帰りにしてもらって、カニ雑炊でお腹も満腹、大満足でした。

翌朝、早く露天風呂に入って部屋に戻ると、海に虹が出ています。こんな虹は初めて見ます。

最後に娘から、城崎駅前にたまごパンの専門店が最近オープンして人気らしいと聞いていたので立ち寄ってみました。「たまご専門 本巣ヱ(もとすえ)」というお店で、何人かが焼き上がり時間を待っています。

焼きたてのたまごパンはフワッフワッでトロッとして、味わいはシンプルなパンケーキでした。人気なのもわかります。

さてコロナ禍で県をまたぐ外出の自粛がいわれているなかで、お出かけをしたものの、やはり後ろめたさ、肩身の狭さを常に感じていました。もう行きにくいなというのが正直なところです。

人類とウイルスの戦いというのはサイエンス・フィクションの格好のネタだったはずのですが、いまやノンフィクション、現実のものとなってしまいました。