滋賀の名刹、湖東三山のひとつ釈迦山百済寺(ひゃくさいじ)の紅葉を見に行ったおり、境内で「百済寺樽」という銘柄の日本酒が販売されていました。安土桃山時代までこのお寺で醸造されていた僧房酒を2017年に444年ぶりに復活させた二代目とのことでした。浪漫がありますね。迷うことなく四合瓶を買って帰りました。
大和の菩提山正暦寺の菩提泉をはじめとする南都諸白、河内の天野山金剛寺の天野酒とともに、近江の釈迦山百済寺の百済寺樽はとくに有名な僧房酒だったようです。寺院+地元の農家+地元の蔵元が地域活性化のため、400年以上も長く絶えてていたこの幻の銘酒の復活プロジェクトに取り組み、2017年から販売されています。
その味わいは…今月中は禁酒月間なので飲むことができません。ホームページでは、“味わいは上品な甘みからふくよかな旨味へと広がり、最後はしっかりとした酸が爽やかに引き締めます。スッキリした飲み口ながらもコメの旨味が存分に感じられ、食中酒にピッタリです。”と紹介されています。
ラベル記載情報 | |
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銘 柄 | 百済寺樽 特別純米酒 |
特 徴 | 釈迦山百済寺の僧房酒を復活させた二代目百済寺樽 火入れ |
原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
使用米 | 滋賀県産 玉栄 100% |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 16度 |
製造者 | 喜多酒造㈱ 滋賀県東近江市 |
製造年月 | 2020年11月 |
<HP> 百済寺樽プロジェクト
https://hyakusaijitaru.com/