家内の買い物に付き合ってスーパーへ行ったとき、味噌のコーナーに小さなカップの金山寺味噌があり、以前酒屋の試飲であてに食べたのを思い出して購入。食べ終わった後、もう少し欲しくなりネット検索からこの徑山寺味噌にたどり着きました。
製造元は和歌山県御坊市の堀河屋野村という醤油、味噌のメーカーで、こちらの金山寺味噌は「徑山寺(きんざんじ)」味噌と表記するようです。早速ネットから取り寄せましたが、300gで1,000円(税別)とグラム当たりの価格はスーパーの3倍くらいです。金山寺味噌は“おかずみそ”とか“なめみそ”という言い方をするようにそのまま食べる味噌で、瓜、茄子、紫蘇、生姜の夏野菜が入っていて、大豆の形も残っています。
さて、スーパーのものに比べると、具の夏野菜がだいぶ大きく切ってあり、具の食感が十分感じられるほどでかなり違います。味も甘く感じたスーパーの商品に対し若干塩味が強いようですが、それ以上に味噌のコクを味わえます。この点は日本酒のおともとしては大きなポイントになり、酒が進みます。もろきゅうのように胡瓜に乗せたり、蒲鉾に乗せて食べ、酒を飲むと口の中に味噌の感じがしつこく残らず美味しく食べられます。
もちろん白いご飯や焼き魚にも合いそうだし、焼肉にまぶしてもいけそうな気がします。いいものを見つけましたが、ネットでお取り寄せがクセになりそうです。
家内からは飲みすぎ、塩分取り過ぎと言われますが、連休なのにコロナでどこにも出かけられないとなれば楽しみは家飲みしかない…。