奈良の風の森とともに大好きなもう一つの銘柄が秋田を代表する銘酒、雪の茅舎。そのなかでもよく飲むのが秘伝山廃の“生”です。ここ何年か、冬の生酒が流通する時期には毎年飲んでいました。
いつ頃だったかNHKが醸造元の齋彌酒造店の杜氏さんの仕事を紹介するドキュメンタリーを全国放送したところ、注文が殺到して手に入らないという年がありましたが、今年は無事手に入れることができました。
一口飲むと華やか香りが広がり、甘み、そして旨みが強く感じられます。山廃仕込みですが、山廃らしい強さではなく非常に柔らかい優しい飲み口のお酒で、山廃と言われなければたぶんわかりません。一般的な山廃酒とはだいぶ違います。また冷だけではなく、ほんの少し日向燗ぐらいにしても吟醸香がさらに広がり、私はこの飲み方も好きです。
今の瓶ラベルはフイルム素材になっていますが、以前のものは和紙でちぎって切ったような加工で中身を期待させる趣のあるラベルでした。
ラベル記載情報 | |
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銘 柄 | 雪の茅舎 純米吟醸 秘伝山廃 生酒 |
特 徴 | 山廃 生酒 |
使用米 | 国内産 酒造好適米100%使用 |
精米歩合 | 55% |
使用酵母 | 自社酵母 |
原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
アルコール分 | 16度 |
製造者 | ㈱齋彌酒造店 秋田県本荘市 |
製造年月 | 2019年12月 |