瀧自慢 滝水流(はやせ)/三重の酒

瀧自慢

辛口一徹純米、その銘に偽りなし

今日買ったのは地元の瀧自慢酒造の「瀧自慢 滝水流(はやせ)」、辛口の純米酒です。この1年、このお酒は何本か飲みました。2016年の伊勢志摩サミットで晩餐会食中酒で供されたということで当時しばらくは品切れが続いていましたが、そのような栄誉を別にしても美味しいお酒です。飲み口はすっきりと切れの良い私の好きなタイプです。ラベルに辛口一徹純米とありますが、味わいをイメージさせる良いキャッチだと思います。

いつもは車で1時間ほどの町にある、全国各地の地酒が揃う酒店まで買い出しに行くにですが、今回は時間がなく地元の酒店で買いました。考えてみれば地元で買うときはここの銘柄がほとんどでした。地元にはあの「而今」の蔵元もあるのですが、地元では手に入らない地酒となっていて残念なことです。それに「而今」は価格的にもなかなか手が出ないですから…。

瀧自慢 滝水流

早々、夕食前に一杯やろうと簡単レシピの肴づくりにとりかかり、スーパーで半額になっていたイカゲソで煮込みを作ってみました。少し味付けを濃くしたほうが合うかなと想像しながら5分ほど煮込んで完成。冷奴はとうふ工房いしかわの「究極のきぬ」です。この豆腐、スーパーで普通に買える豆腐の中ではかなり美味しいレベルだと思うのですがいかが。

準備もできてまず一献。私の家では家内の厳しい制限があって、1回の酒量は一合から多くても一合五勺まで。ただ今日は肴もたっぷりだし、とりあえずの缶ビールもないのでゆっくり二合いただきました。二合も飲むとついもう一杯が欲しくなるところですが、明日は仕事だしここは自制して冷蔵庫へ戻しながら、頭の中では次回の肴メニューに考えを巡らせていました。

これからも飲んだ自分好みの日本酒を紹介していきたいと思いますが、お酒の評価はあまり書くつもりもありません。味覚の評価は人それぞれですし、その時々の体調によっても変わるものでしょうから、あくまでも美味しいと感じた銘柄の紹介です。

全国で蔵元数約1,400以上、銘柄数約1万以上といわれる日本酒、生きているうちにあとどれだけの銘酒に出会えるのでしょうか。

ラベル記載情報
  銘 柄瀧自慢 滝水流(はやせ) 純米酒
  特 徴辛口一徹純米 無濾過
  使用米麹米: 三重県産 山田錦 20%
掛米: 富山県産 五百万石 80%
  精米歩合60%
  酒度・酸度日本酒度:+9 酸度:1.4
  使用酵母蔵内自家培養酵母
  原材料米(国産)・米麹(国産米)
  アルコール分15度
  製造者瀧自慢酒造㈱ 三重県名張市
  製造年月2019年9月