風の森の新商品です。使用米が奈良県で開発された奈々露(ななつゆ)という、露葉風の血をひく心白が非常に大きな酒造好適米とのことです。今年は奈良県内の各酒蔵から奈々露を使ったお酒が販売されていますが、新商品となるとついつい買ってしまいます。
ラベルには「硬い苺やフローラルな香りに、豊かな甘みと心地よい酸味が感じられます」とありますが、第一印象は風の森の中では少しライトな味わいかなと感じました。しかし口中に広がる細かなプチプチとしたガス感、フレッシュで上品な甘味と爽やかなさはしっかりとあり、風の森らしさを充分に主張しています。
風の森は私にとって、10年以上前に本当の日本酒の扉を開いてくれたお酒ですが、期待を裏切らない、ますます楽しみな銘柄となっています。
ラベル | |
銘 柄 | 風の森 奈々露 657 |
特 徴 | 奈良県開発の酒造好適米 奈々露 使用 |
分 類 | 純米酒 無濾過無加水生酒 |
原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
使用米 | 奈良県産奈々露100%使用 |
仕込水 | 葛城山系深層地下水(超硬水 硬度250mg/L前後) |
発酵日数 | 32日 |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 15度 |
製造年月 | 2025年5月(2024BY) |
製造者 | 油長酒造㈱(奈良県御所市) |
油長酒造株式会社
〒639-2200 奈良県御所市1160番地